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【コラム】「ちくば和楽器コンサート」和楽器好きが集まった時の様子を画像や動画を交えてご紹介します!2021/09/04


はじめまして!「とよなか和楽器会ちくば」メンバー、大学3回生の平野と申します。
コンサート参加は今回が2回目。まっさらな新人です。

この記事では、そんな私の視点から
「ちくばって何?」「コンサートはどんな感じだった?」ということを少しご紹介します!

 ▼目次

 ・とよなか和楽器会ちくば とは?

 ・9月コンサートの様子

 ・参加者の感想

 ・次回コンサートへのお誘い

とよなか和楽器会ちくばとは?

とよなか和楽器会ちくば とは、和楽器を愛する人たちが集う場です。

主に大阪府豊中市で活動しており、
社会人と学生が一緒になって、お箏や尺八、三味線などを演奏しています。

この「ちくば」という名前は「竹馬の友」に由来します。

和楽器を続けたくても「場所がない」「時間がない」「仲間が見つからない」……
などの理由で諦める人がたくさんいます。

「そんな人たちが和楽器を通じて ”竹馬の友” に出会える場をつくりたい」
という想いから、とよなか和楽器会ちくばが発足しました。

お箏・尺八・三味線をはじめとする和楽器を好きな人たちが、
一緒に集まって練習したり企画したりする。
ちくばがそのキッカケ作りになれればいいな、と考えています。
だからコンサートなどの開かれた機会に、様々な興味を持つ人が
それぞれのやり方で関わっています。

 ▼とよなか和楽器会ちくばの主な活動

 ・ホールでの練習会(1回/ 月)

 ・定期コンサート(2回/ 年)

9月コンサートの様子

ここからは、今年の9月に開催されたコンサートの様子をご紹介します!

今回からマッチング枠の導入・全体合奏など、
新しい試みが続々登場しました。

☆どんな人が参加しているの?

 ちくばのコンサート参加者の多くは、20~30代の社会人 (と大学生) です。
「学生の頃に邦楽部で和楽器を演奏していて、卒業後も合奏する機会を探していた」
「和楽器を演奏したいと思っていて, たまたま存在を知ったので軽いノリで参加してみた」
「和楽器を通じて、ワクワクする繋がりがほしかった」
「自分では演奏しないが、和楽器に関わりたかった」
など、様々な理由でちくばのコンサートに参加しています。

☆自由度がめちゃくちゃ高いのが「ちくばコンサート」

ちくばが主催するコンサートは「自由エントリー形式」です。
編成・ジャンル・参加人数などの縛りがなく、
自分のやりたい曲を自由に演奏することができる機会になっています。(2021.01.13現在)

☆もっと ”誰でも・気軽に・安心して” 参加できるような取組み

◇エントリーのマッチング枠

 メンバーが足りなくても曲のエントリーができるシステムです。
コンサートにエントリーするためには、参加者自身でメンバーを集めなければなりません。
しかし「やりたい曲があるけれどメンバーがいない!」ということだってあります。
そんなときマッチング枠にエントリーすると、
コンサート参加者などの中からその曲を演奏する人を探してもらえます!
今回は3曲中2曲のマッチングに成功しました。

◇全体合奏曲

 コンサートの締めくくりに、参加者全体での合奏が行われるようになりました!
マッチング枠よりも、もっと簡単に大人数での迫力ある合奏に参加できます。
コンサート当日に初めて全員が揃う瞬間は、どんな人でもきっとワクワクが溢れだします!

もちろん、全体合奏のみの参加も大歓迎です。
今回はお一人が、全体合奏のみでエントリーしてくださいました!

◇合奏練習場所の確保

 「エントリーはしたけれど、合奏練習する場所を確保できない」という方々に向けて、
コンサート前には2回ほど練習の機会を新たに設定しました。
これなら「どうせ合奏練習できないから…」と諦めることなく、
安心してエントリーしやすくなりました。

ちなみに、この時が初対面の参加者同士も多かったようで、
練習だけでなく貴重な顔合わせ&交流の機会になりました!

新型コロナウイルス感染予防対策

 常時マスク・フェイスシールドの着用や、アルコール消毒、検温などはもちろん、
無観客での開催や、感染者との接触がある場合の参加キャンセルなど、
難しい決断もしっかりとした基準で行いました。

コンサート当日の様子  

当日は会場設営から調弦・搬入搬出・アナウンスなど
演奏以外の部分も参加者全員で行い、コンサートを皆さんでつくります

◇9:15 集合&楽器搬入

 朝は会場の豊中市立伝統芸能館に集合。楽器をホールへ搬入していきます。
「んん~楽しみだね」「いや緊張するわ」…色んな声が聞こえてきて、
いよいよコンサートが動き出したのを実感しました。

◇10:00 リハーサル

 この日の1曲目は全体合奏曲「SAKURA (作曲:水川寿也)」です。
ここで初めて全員が揃うので、合図やタイミングを細かく調整します。

 そしてプログラム (下に掲載) を遡ってリハーサルが進み、
アナウンスや楽器の移動、配置、そして演奏を丁寧に確認していきます。

◇13:30 開演

 いよいよ開演が迫ってくると、会場全体がソワソワし始めます。
演奏のイメ―ジをふくらます人、静かに出番を待つ人…
出番前にはそれぞれの過ごし方があるようです。

 私はあまりにもひどく緊張していて、
直前をどんな風に過ごしたかすっかり忘れてしまいました笑

  ▼演奏曲目

・センセーション  (作曲: 水野利彦)

・吉祥文様  (作曲: 菊重精峰)

・涼流  (作曲: 水川寿也)

・樹冠  (作曲: 長沢勝俊)

・詩曲  (作曲: 長沢勝俊)

・音・きらゝ  (作曲: 沢井忠夫)、(当日演奏中止)

・トワイライト・セイリング  (作曲: 水川寿也)

・ムー大陸  (作曲: 菊重精峰)

・SAKURA  (作曲: 水川寿也)

 演奏中は、調絃や段取りを確認したり、他の参加者の演奏を聞いたり…
何度か聞いたことがあっても、舞台での演奏は特別に違って感じられるなあ、
と舞台袖でしみじみ浸っていました。

※当日の演奏はYouTubeにて公開しておりますので、

 ぜひぜひご覧くださいませ!

【とよなか和楽器会ちくば 公式チャンネル】

◇15:45 終演&お片付け

 全体合奏曲「SAKURA」でコンサートは終演です。
大人数での合奏はフィナーレを飾る花火でした。
その日の出来事が次々と心に浮かんできます。

 幕が閉じる一息つくと片付けが始まりました。

◇17:00 解散

 すっかりきれいになった会場で、全員が一言ずつ感想を出し合いました。
よかった、楽しかったという言葉が続きました。

 私も皆さんと同じく本当に楽しくてあっという間の1日だったと感じています。
今回の演奏で見つけた課題にしっかり取り組んで、次のコンサートに臨みます!

参加者の感想

「社会人になると、大学の時のように同世代間の交流を広げるのは
難しくなってくるのでこのような会はありがたい。ラフに参加できる点が強い」

「アットホームな雰囲気でよかった」

「これまで一緒に演奏したことない人と演奏できて、楽しかった」

「参加者で大合奏できたのがとても楽しかった」

「基本的に少人数が好きだが、団体もよいなぁと参加するたびに思う」

「コンサートの運営や準備について新しく学んだ。
熱心な事前練習のおかげで、コンサート前よりいい奏者になった」

などなど……

参加してくださったみなさん、ありがとうございました!

次回コンサートのお誘い

次回のコンサートは2022年3月12日 (土) です。
参加エントリーは2022年1月28日 (金) までに!(エントリーはこちら!)

全体での合奏曲は、水川寿也 作曲、「大河の響き」です。

今度こそは有観客で開催し、より多くのつながり・ふれあいが生まれるような
楽しいコンサートにしたいと思っています。奮ってご参加ください!

※最新情報はTwitterで更新していきますので、こちらもご確認くださいませ↓↓

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とよなか和楽器会ちくばは、和楽器が好きな仲間をいつでも大歓迎しております。

「ぜひコンサートや練習会に参加したい」

「他の演奏会や和楽器について、語り合う仲間がほしい」

「どんな関わり方をしたいか分からないけれど、和楽器が好き」

などなどあれば、是非お気軽にご連絡ください!

↓↓

とよなか和楽器会ちくば

Mail: chikuba.concert@gmail.com

Gaizan